●原著者紹介

 ベル・フックス(bell hooks)
1952年、アメリカ合衆国ケンタッキー州生まれ。
スタンフォード大学卒業。ウィスコンシン大学で修士号、カリフォルニア大学サンタクルーズ校にて博士号を取得。
1981年、19歳で執筆を始めた処女作『わたしは女ではないの? 黒人女性とフェミニズム』で人種差別と性差別の構造的結びつきを鋭く指摘し、鮮烈な文壇デビューを飾った。そして、1984年、本書『フェミニズム理論 周辺から中心へ』でフェミニストとしての地位を不動のものとした。
2014年、ケンタッキー州のベレアカレッジでベル・フックス研究所を設立。

●訳者紹介

 野ア佐和(のざき さわ)
1949年、宮崎県生まれ。早稲田大学文学部日本文学科卒業。
戦後日本の高度経済成長(1955〜73年)真っ只中、団塊の世代のひとりとして「受験地獄」といったいわゆる競争社会に抗いつつ歳を重ねる。
転勤族の夫とともに、宮崎、ニューヨーク、東京、イギリス、郡山と国内外を転々とした通算30年間にわたる専業主婦の生活を経て、2014年、あけび書房より『専業主婦になるということ』を出版。
「子どもの貧困」をライフワークとする。日本心理学会認定心理士。1級ファイナンシャル・プラニング技能士(CFP)。

 毛塚 翠(けづか みどり)
1955年、高知県生まれ。トロント大学(ビクトリア・カレッジ)東洋学部(東アジア学部)卒業。BA(文学士)。
カナダに13歳のときに移住。24歳で結婚し、日本に帰国。36歳のとき白血病と診断される。治療のために骨髄バンクを介して骨髄移植を受ける。
この経験をきっかけとして、20数年間、公益財団法人日本骨髄バンクの活動に参加してきた。NPO東北青少年自立援助センター理事。